凄腕の殺し屋が困難な任務をこなしていく話。
1968年から50年以上も続いている作品だが、
シリーズ当初から作風は安定していてムラがないし、
独立したエピソードを数話をかけて展開していくので
どこから読んでもほとんど問題ない。
ゴルゴ13への依頼に政治的・戦争的背景が絡むため
全体的に非常にセリフが多く、筋書きも大人向け。
そういう意味では「007」シリーズに似た味わいがある。
当時の時代背景を知らないと
登場人物の利害関係が理解しにくい部分もあるが、
ゴルゴ13の超人的な戦闘力と狡猾な戦略を
ただ気楽に楽しむこともできる作品。
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