聞き手に誤った印象を与えるプレゼン手法の仕組みや
どういった点に注意して資料を読み取るべきかを解説したもの。
人間の心理を利用して判断を誤らせるような
プレゼンテーション手法がいろいろと紹介されており、
いかにその根拠が足りないかを説明していく。
実際にCMや広告でもよく見かける
売り文句や表現方法が例として挙げられているので
うっかり盲信してしまうような状況でも
印象に流されてしまわない注意力を身につけることができるし、
自分がプレゼン資料を作るときに
根拠のない説得力を演出しないように気をつけることもできる。
プレゼンテーションを見る側も行う側も
知っておいた方がいい心理学が
予備知識のない人にもわかりやすく説明されている良書。