祖母と2人で暮らしている車椅子の少女が
とある大学生と出会ったことで変化していく話。
幼い頃から障害者として生活してきたせいで
卑屈で孤独な性格になってしまった少女が
大学生と出かけるすることで
世界を広げていく流れが面白い。
関西弁でぶっきらぼうなヒロインというのが新鮮で、
なかなか素直になれず
いつまでも偏屈な言動を続けるところに
周囲から迫害されてきた障害者としての闇を感じる。
実写版に比べると毒は少なめだが、
キャラクターの魅力を感じながら
スッキリと楽しませてくれるアニメとして完成度が高かった。
【関連作品のレビュー】
ジョゼと虎と魚たち(2003年公開実写版)