小さなイラストをヒントに
マス目を埋めていくパズルを収録したもの。
18個のパズルそれぞれにかなり独特なルールがあるので
新しい問題に進むたびに小さな解答例を見ながら
ややこしい決まりを理解するのが面倒で辛い。
また、同じイラストを使っていても
「ヘビ」だったり「スネーク」だったり「巳」だったりと
適切な読み方を見抜かないと行き詰まるため、
文字数や法則を頼りに勘を働かせる必要があるが、
かなり強引な解釈もあって理不尽に感じる部分も多い。
理詰めで考えてマスを埋めていくのだが、
あまり他では見ないパズルばかりなので
最初のとっかかりを見つけるのが難しく、
全体的に爽快感よりストレスが上回る印象。
ただ、18個のパズルを解き終わってから取り組む最後の問題は
期待を持たせるタイトルをつけるだけあって
かなり手の込んだ凝った造りになっており、
2時間ほど四苦八苦しながらも大きな達成感を味わうことができた。
前半のイラストパズルはあまり楽しめなかったが、
最後の問題を解くために乗り越えるだけの価値はある。