資産家の男性と結婚して贅沢な暮らしをしていた女性が
いろいろなストレスのせいで
食べ物ではないものを飲み込む異食症を患っていく話。
悪意はないものの夫の言動に傷つき、
いろいろなものを飲み込んで
ストレスを解消しようとする主人公の様子は
ひたすら狂気と異常性を感じて怖い。
ただ、説明が下手で、主人公の心理や状況が
きちん伝わってこない部分が目につくし、
映画としても消化不良なラストで
風呂敷を広げただけで終わったような印象。
異食症という題材はインパクトがあったが、
ひたすら病んでいる状態を見せられただけの凡作だった。