人類を滅亡させるほど巨大な小惑星が地球に迫ってくる話。
「アルマゲドン」と似たような設定だが、
彗星を対処しようとする乗組員ではなく
地球側の市民を中心に描くのが特徴。
ただ、序盤は時間を飛ばしながら淡々と話が進むため
イマイチ登場人物たちへの思い入れが湧かず、
世界の終末が近づいているのにもかかわらず
どうにも冷めた様子で観るばかりだった。
いよいよ彗星が迫る緊迫した状況になってからも
勝手な振る舞いをする人たちばかりが目につくし、
焦点が当たるキャラクターが多すぎて
誰に感情移入していいのかわからない。
話の規模は大きいのに少しもハラハラすることがなく、
やたらと薄っぺらいドラマばかりで退屈な内容だった。