引っ越した家の床下で妙な木箱を見つけて以来、
次々と災難に見舞われていく話。
先に公開された「犬鳴村」とは特に関係がなく、
完全に独立した位置付けの作品となる。
村というより箱を軸にした筋書きなので
「樹海村」というタイトルには違和感があるが、
ゾクゾクさせるタイプのジャパニーズホラーとして
思ったより楽しむことができた。
次々とトラブルが起きるので退屈することがないし、
何が現実で何が幻想なのかがわからなくなる見せ方も面白い。
映像のクオリティが高いので白けることもない。
登場人物のキャラクターをうまく活かし、
生活に密着した怖さを味わわせてくれる1本。