「ネクスト・ジェネレーション」に続くシリーズ第5弾で、
白いマスク姿の殺人鬼が再び現れる話。
1996年版「スクリーム」の内容が「スタブ」というホラー映画として
登場人物の会話の中に何度も挙がるため、
最低でも1作目をチェックしておいた方がいいが、
そこまでするほどの面白さがないのが残念。
なぜか被害者たちがめちゃくちゃに弱くて
ナイフ1本だけの相手にいいようにやられていく上に
襲撃中は病院ですら無人になるという不自然さがあり、
あまりに都合のいい場面ばかりで冷めてしまった。
5作目なのに新しい見せ方も特に見当たらず、
似たような襲撃シーンが繰り返されるだけだし、
ミステリーとしての面白さもない。
前作から11年、1作目から数えると26年目の新作となるが、
なぜわざわざ作ったのかと疑問に感じるほど
代わり映えのしない残念なデキだった。
【関連作品のレビュー】
スクリーム(1996年公開版)
スクリーム2
スクリーム3
スクリーム4 : ネクスト・ジェネレーション
スクリーム6