「ドラえもん」などで有名な藤子・F・不二雄が描いた
ブラックユーモアやSF(すこし・ふしぎ)要素を
題材にした短編を実写化したもの。
収録作品
●おれ、夕子
●メフィスト惨歌
●定年退食
●テレパ椎
●昨日のおれは今日の敵
●親子とりかえばや
●流血鬼
●箱舟はいっぱい
●どことなくなんとなく
●イヤなイヤなイヤな奴
ドラマ自体も1話15分という短編だが、
原作マンガの各場面やキャラクターをよく再現しており、
シンプルながら筋書きの面白さを楽しむことができる。
エンディングでもマンガと実写を比較した内容が表示され、
原作を知らなくてもその忠実ぶりを味わうことができる。
全体的に淡々とした作風で盛り上がりには欠けるが、
その発想の面白さに惹かれたら
ぜひ原作を読んでみて欲しい。
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