1990年前後に少年時代を過ごした作者が
当時の思い出を振り返ったもの。
子供時代特有の視点や遊びが豊富に描かれており、
年代の近い自分の記憶とも多くの共通点があって面白い。
人それぞれだと思っていた子供時代が
こんなにも他人と類似していることに驚かされる。
大人になった今だからこそ、
当時の状況を冷静に振り返れる部分や
自分を見守る親の気持ちがわかるところにグッとくる。
ノスタルジーに浸りつつ、
子供の頃の無邪気さを追体験できる作品。
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