ファミコン時代にその連射技術で有名だった高橋名人が
当時の思い出を振り返ったもの。
「ゲーム35年史」というタイトルではあるが、
ゲーム機やゲーム業界を俯瞰的に網羅したものではなく、
あくまで高橋名人が関わった業務やイベントについての話が中心。
その大半が名人としての活動が盛んだった
1980年代の話で埋められている上に
当時の写真なども載っていないので、
話を聞いただけで当時を思い出せるような人向けの内容。
後半にこれまでのゲーム機をざっくりと振り返るページはあるが、
今読んで参考になるようなものは見当たらなかった。
昔のゲームやイベントの裏話を覗き見たい人のための本。