幼い子供が家の中の暗がりに
化け物が潜んでいることに気づく話。
化け物が闇に紛れ込んでいる設定とはいえ、
ホラーを演出する場面があまり暗すぎて
何が起きているのかわからないのが辛すぎる。
肝心なところはほとんど見えず、
単に叫び声と衝撃音が聞こえるばかり。
また、主人公の友人とのやり取りも意味がなく、
単に嫌な気分にさせられるだけの存在なのも余計。
もともとかなりシンプルな筋書きなだけに
もう少し厚みを感じさせるやり取りを見せて欲しかった。
自分で状況を想像できる小説なら面白いのだろうが、
映画としては暗さとドッキリに頼っただけの平凡なデキだった。