「パラベラム」に続くシリーズ4作目で、
巨大闇組織である主席連合と全面対決をしていく話。
4作目ということもあって人間関係はどんどん複雑になるが
肝心のアクションシーンに見応えがなく、
スピード感や新鮮味に欠けるのが残念。
防弾スーツやヘルメットによって
急所に弾が当たっても平気で戦い続けるのも緊迫感がない。
3時間近くというボリュームはアクション映画としては長過ぎだし、
大阪やカードゲームの場面など必要性のわからない場面を省いて
もう少しコンパクトに収めてもよかったように思う。
盲目の殺し屋だけは素晴らしい存在感だったが、
映画としては間延びするばかりで
期待した面白さが感じられなかった。
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