南極に行くという目標を持つ女子高生が
それに賛同する仲間を徐々に集めていく話。
南極上陸を高校生が目指すというインパクトは大きいが、
ほぼ女性キャラしか出てこない世界観と
非常に困難な課題をあっさりと乗り越える展開などは
かなりリアリティが低く、割り切って観る必要がある。
「けいおん!」のように軽いノリで笑える場面も多いのだが、
妬みや嘲笑を感じるような人間関係もあり、
イヤな気持ちを味わされる点は好みが分かれるところ。
爽やかな青春を描きたいならこういう要素はいらなかったし、
リアルな人間模様を描くならもっとシリアスにして欲しかった。
かなり人気のある作品ということだが、
薄っぺらいストーリーと魅力のないキャラクターに思えて
個人的には特に惹かれる部分はなかった。