母と2人で暮らす少女が
原因不明の体調不良に悩まされる話。
序盤、ストーリー上あまり重要でない場面に
結構な時間を費やすのでスタートが遅いが、
30分が経ったあたりから一気に盛り上がってくる。
娘の様子がどんどんおかしくなるのに
遅々として原因が見つからないのが恐ろしい。
悪魔に取り憑かれた少女の様子は凄まじく、
1970年代によくこれだけの映像が撮れたものだと感心する。
ただし、本作で非常に有名な少女がブリッジをするシーンは
最初に劇場公開されたバージョンには含まれておらず、
2000年公開のディレクターズカット版のみの収録となる。
悪魔祓いを題材にした作品の金字塔といえる存在で、
今観てもあまり見劣りせず楽しめる作品。
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