埼玉県民の不幸を描いた「翔んで埼玉」の続編で、
関西へと出向くことになった埼玉解放戦線のメンバーが
大都市に虐げられている滋賀や和歌山の人々を救おうとする話。
近畿地方に舞台を移し、各都道府県のいろいろな特徴を
自虐的にいじるという前作同様のノリだが、
埼玉ばかりがネタになっていた1作目と違って
大阪界隈に詳しい人向けに楽しめる内容になっている。
ただ、ストーリーそのものにあまり魅力がないのと
過去の話をラジオで聞いている現代の場面に意味がなく、
ネタ以外の場面が長いばかりで退屈なのが残念。
前作よりはパワーダウンしているため、
あくまで関西地方に住む人向けのアレンジという印象だった。
【関連作品のレビュー】
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翔んで埼玉(マンガ)
チャーリーとチョコレート工場(2005年公開映画)