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佐賀のがばいばあちゃん<2006年公開映画版>

お笑いタレントの島田洋七が書いた自伝をもとにした映画で、
母から離れた祖母の家で育てられた少年の話。


まだまだ幼いのに親元から離れて
慣れない土地で生活するのは辛かっただろうが、
その状況をウジウジと嘆く場面は少なく、
祖母のたくましい生き様に影響を受けながら
健やかに育っていく少年を微笑ましく観ることができる。


生活は貧しくとも図太く生きる祖母の言動は笑えるし、
独特な考え方に振り回されながら成長していく少年の姿にもグッとくる。
それを演じる子役がどれもうまくて感情移入しやすい。


優しさと思いやりを感じるやり取りが多く、
何事も前向きに考える大切さを教えてくれる人情もの。


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