いちいち英単語の意味を調べるのではなく、
なるべく簡単な文章をたくさん読み進める「多読トレーニング」用の本。
Kindle版のみの販売。
収録作品
●Little Black Sambo
●The Story of Little Black Mingo
●The Cock and the Bean
●The Goat and the Ram
●The Hungry Wolf
●The Peasant and the Bear
●The Dog and the Cock
●King Frost
●The Bear's Paw
●The Bear and the Old Man's Daughters
●The Straw Ox
●The Fox and the Blackbird
元になった物語が古い時代のものなのか
クマに対して「Bear」ではなく「Bruin」、
ズボンに対して「Pants」ではなく「Trousers」が使われているなど、
多読用の平易な文章のはずが、やたら珍しい単語が頻出するように思えた。
本をそのままスキャンしたようなクオリティの低い挿絵も多く、
どうにも文や絵のクオリティの低さが気になってしまった。
ストーリーもイマイチ退屈なものが多く、
同じ文章表現がやたら繰り返されるばかりだったり、
スッキリした終わり方をしないようなものが多かった。
童話の多読ならラダーシリーズの
イソップ物語やグリム童話の方が遥かにオススメ。