地球上に暮らす宇宙人たちを管理する秘密機関MIBシリーズ第3弾で、
エージェントKの命を救うため過去へタイムトラベルして
原因となる異星人の行動を修正する話。
映画として一定のクオリティはあるものの、
前作までと比べると話ばかりややこしくなって
シリーズのウリだった楽しさが大きく減ってしまった。
ひねった設定や筋書きを理解することに意識を取られ、
テンポよく挿入される笑いの要素に集中しきれない。
また、若い頃のエージェントKが登場するが、
別の俳優を起用しているためかイマイチ感情移入できない。
口調を真似しているばかりで、Kとしての魅力が出ていないのだ。
悪いデキではないが、前作、前々作を楽しんできたファンとしては
やや期待ハズレの仕上がり。
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