さまざまなApple製品の立役者となったスティーブ・ジョブズの伝記映画。
描かれるエピソードが断片化されすぎていて
書籍版などで予習した人じゃないと意味がわからない場面が多すぎる。
ジョブズの能力や偉大さが伝わる部分もなく、
ただ周囲との不和を生む人物という印象ばかりを受けてしまう。
伝記を2時間で映像化するのが困難なのは明らかなわけで、
無理にいろいろと描こうとせず、MacやiPhoneなど
特定の商品の開発を描く方が面白味が出ただろう。
ただでさえ偏屈で感情移入させるのが難しい人物なだけに、
もっと没入感を得られる造りにして欲しかった。
ジョブズファンにとっても映画ファンにとっても
あまりにもつまらない作品。
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