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ワーク・デザイン

社会の変化に伴い、労働形態がどう変わるかを解説した本。

技術の進化により働き方が変わったり
人材の需要が上下したりすることについて
今の社会状況を踏まえながら解説していく。

「働き方の設計図」と副題がついているものの
すでに働いている社会人や就職活動をする学生が
個人でどうこうする、というレベルを超えた話が多く、
生活の仕方で直接的に参考になる本ではないが、
社会全体の動きや哲学的な意味ではなかなか面白い内容だった。

ただ、現状の社会を分析した前半に比べて後半は中身が薄くなり、
クラウドファンディングとクラウドソーシングの話ばかりになってしまう。
パラレルキャリアを推奨するあまり、
ビジネスの新しい試みを少しずつ取り上げるだけの
ふんわりした内容が多くなり、退屈で頭に入ってこなかった。

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