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20世紀少年<全22巻>

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)
浦沢 直樹
小学館
売り上げランキング: 125,341

映画にもなった話題作の原作マンガ。
「全22巻」ではあるが、実際にはこの後に発売された
21世紀少年(上・下巻)」へと続いているので注意。

1960年代に小学生として一緒に遊んでいた仲間たちが大人になった頃、
ある宗教団体が騒ぎになる話。

ストーリーとしては主人公たちの子供時代、
主人公たちの社会人時代、そこからさらに15年ほど経った時代という
大きく3つの流れで進み、それぞれの時代を
頻繁に行き来しながら話が展開していく。

話は宗教団体のトップである「ともだち」の正体の謎を中心に展開していくが、
子供時代の思い出や恨み、記憶の薄れによって
「実はこうだった」という説明がいろいろな人物を介して行われるため、
一度読んだだけではなかなか整理しきれない可能性がある。
最後まで読んだ後、改めて最初から読むことをオススメする。

大きな区切りとなる12巻で、一応それまでのかなりの部分がスッキリするが、
そこから新たな未来の話へと話題が移っていく。
個人的にはともだち暦以前の時代の方が夢中になれた。

この作者の特徴でもあるが、かなり今後への引きが強い展開の割に
スッキリと伏線や謎を終結できているかが怪しいため、
全体としての評判が下がっている面もある。

とはいえ、読み始めると次々と読みたくなって止まらない魅力があるのも確かで、
まったく読みないまま放置するのは非常にもったいない。
特に子供時代のこまごまとしたエピソードは
非常にクオリティが高いものばかりなので、
自分が子供だった頃に重ねて読んでしまう。

全巻フルセットで買うか、一気読みできる状況を整えて読み始めること。

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