生活の苦しい人々を救うため、
遺産相続に関する遺言のありかを探す話。
1959年の作品ということで表現が古いのか、
見慣れない英単語かかなり多く、読み解くのに苦労した。
ミステリーとしてはそれほど複雑な内容ではないが、人名が入り乱れるので
登場人物をしっかり整理しながら読まないと混乱する。
少し都合の良すぎる展開ではあるが、
テンポよく話が進んでいくので退屈せずに読むことができた。
200ページほどのボリュームで挿絵もほとんどないので
英語読書に慣れていないとハードルが高いが、
読み切った達成感がしっかりと得られる1冊。
【関連作品のレビュー】
美少女探偵ナンシー・ドリュー(2007年公開実写映画)
ナンシー・ドリューと秘密の階段(2019年公開実写映画)