「専務 島耕作」に続く島耕作シリーズの6作目で、
ついに社長となった島耕作が
中国での事業や社内のトラブルに対処していく。
会社のトップとなり、現場の問題よりも周囲の役員の心情など
経営や組織運営面での対応が味わえる。
ロシアの様子や中国を軸とした各国の外交に関しても深く描かれており、
国内の都合だけを考えられない事情がよくわかる。
東日本大震災の時期もまたいでいるので、
震災に伴う対処や会社方針の変化など
現実の世界でも各社が苦悩した部分が追体験できた。
今の世の中のさまざまな事情が強く反映された回なので、
各企業や日本がどんな影響を受けてきたかを知ることができる。
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