「こち亀」の愛称で知られ、1976年から連載し続けている作品で、
下町出身でギャンブルやオタク趣味が大好きな警官のギャグマンガ。
一話完結型のエピソードで、登場人物のキャラクターを活かしたものから
やたらマニアックなオタク知識を披露するものまで多岐にわたる。
200巻ほどとかなりの冊数が発売されているシリーズだが、
序盤はずいぶん雰囲気が異なり、9巻あたりから
本来の勢いや豊富な雑学を使ったネタが増えていく 。
エピソードごとにかなりの当たりハズレがあり、
妙にあっさり終わってしまう全然面白くない回もある。
各巻のどこから読んでも楽しめる手軽さは素晴らしく、
各時代の流行を反映したエピソードが感慨深い。