大富豪が残した莫大な遺産をめぐって遺族たちが争う話。
金田一耕助シリーズの中でも有名な作品のひとつで
いくつもの映画化・ドラマ化がされているが、
この1976年の映画版が高い評価を得ている。
冒頭にかなりの登場人物が出てきて
なかなかその関係が整理できないが、それ以上は増えないので
話が進むにつれて徐々に把握できていく。
2時間半とかなり長めだが、状況がどんどん変化し、
退屈せずに結末まで観ることができる。
いろいろなパロディにも使われている作品なだけに
とりあえず内容を知っておきたい、という人にもオススメ。
【関連作品のレビュー】
八つ墓村(1977年公開劇場版)
金田一少年の事件簿(マンガ)