死んだ人間の記憶を映像として追体験できる機械を使い、
猟奇殺人の真相を暴こうとする話。
映像は悪くないが、全体的に説明が下手で
それぞれの人物が何の事件にどういう風に関わっているのかわからない。
28人を殺したという殺人鬼も、事件の内容がほとんど描かれないので
どのぐらい恐怖の存在なのか伝わってこない。
サイコパスな言動を演出するためか、妙にエグい場面もあるが、
肝心のストーリーに引き込まれる魅力がないため、
どうにも冷めたまま観てしまう。
2時間30分もの長い作品だが、早い段階で退屈になり、
長時間ダラダラとした内容を味わうことになった。
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