特殊な殺害方法の被害者が次々と見つかる中、
主人公の妻子が行方不明になるサスペンスホラー。
同名のマンガを原作に実写映画化したもので、
ビジュアル面での再現度は非常に高く、
サイコパスによる殺害現場を容赦なく描いている。
ただ、次々とエグい殺害現場を見せた序盤のスピード感に比べ、
中盤以降はあまりにダラダラとした展開になってしまい、
緊迫感が途切れてひたすら退屈に思えてしまった。
主人公がやたらとヒステリックで頭の悪い行動をするため、
感情移入しづらいのも大きな難点のひとつ。
全3巻で一気に読める原作に比べ、
その勢いが失われてしまったのが残念で仕方がない。
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