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仕組み節約術

節約術というと、いかに生活の無駄を省くか、
今までの消費を切り詰めるか、といった感じで
考えるのが億劫になる手段の内容が多いが、
この本は手間や時間を消費する割に節約金額の少ない方法は否定し、
節約をすることによるストレスは排除する考え方。

確かに日々の食費を削ったり、楽しみを我慢したりする
いわゆるチビチビギスギスした「節約」は考えるだけで気が重く、
節約を意識しすぎて身動きが取れなくなるのは無意味だ。

この本はそういった意識をせずにコンスタントに支出を減らす方法を提案している。
もちろんすべてをいきなり実行することはできなくても
目先の出費に目くじらを立ててしまう人には非常に効果的。

さらには金額というわかりやすい変化だけでなく、
その作業にかかる労力や時間、
ストレスなどに目を向けた記述はなかなか共感できる。

難点としては、文字が大きく、行間も広いので
本の値段の割に中身のボリュームが少ないことだ。
別に内容を水増しする必要はないが、
それならもっと少ないページ数で薄くまとめて欲しいところ。

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