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北斗の拳<全15巻>

核戦争によって秩序が失われ、少ない物資を求めて
強い者が弱い者を支配するという暴力の時代が舞台。
そこで人情に厚い、正義の味方であるケンシロウが
北斗神拳を使って悪を倒していく物語。

すでにさまざまな作品に影響を与え、パロディとしてもよくネタになる作品で
中でも指で相手の身体を突き、特定の効果を発生させる秘孔は大発明。
殴ったりすることでの直接的なダメージ以上に、
内部から破裂するような表現が新鮮。

作品としては1983年の連載作品で相当に古く、
今読むと話自体は非常に単純で、悪い奴らが弱い善人をいじめており、
それをケンシロウ助けるというパターンの繰り返し。ジャンプ漫画の王道。
ケンシロウは圧倒的な強さがあり、徐々に強くなる敵に対しても
それほど苦労なく打ち勝っていく。

登場人物はシン、レイ、シュウなど2つの音で成り立つ名前が多く、
このあたりは何度か確認しないと混乱した。

【関連作品のレビュー】
ケンシロウによろしく
北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝(パロディ)

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