レブログ!

映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書の感想が4000件以上! レビューは毎日更新します。


桐谷さん ちょっそれ食うんすか!?<1~2巻>

ヘビやサソリなど、一般的に食べるのに抵抗を感じるようなものに
どんどん挑戦していく女子高生と先生のギャグマンガ。


グルメものの中でもゲテモノ食に特化した内容で、
他では聞けないような感想が読める。
何にでも興味を示す女子高生と
読者の感覚を代弁してくれる先生が
ボケとツッコミの役目を果たしていて面白い。


他作品では味わえない個性があり、
グルメ漫画としてもギャグ漫画としても楽しめる作品。

胸に秘めた愛

想いを寄せる男性から
弟を死に追いやったと恨まれてしまう話。


複雑な家族構成で始まるが、
一気に登場人物が整理されるので
結果的にシンプルな設定で読み進めていける。


誤解によって思い悩む展開がひたすら続くが、
ほぼ予想通りの結末を迎える王道の筋書き。
意外性はないものの、終盤で一気に解決する読後感と
1冊で完結する読みやすさは悪くない。

隣町のカタストロフ<全3巻>

ある日突然に重力が反転した町で
さまざまな人たちがもがく様子を描いたもの。


世界の重力が上下逆さまになった舞台を共有しつつ
エピソードごとに主人公が異なるオムニバス形式になっており、
常に転落死の危険がある世界の中で
どういう風に過ごしていくかが多様に表現されている。


人間の嫌な部分を描くのが非常にうまく、
極限状態で本性が露わになっていく様子に目が離せなくなる。
いろいろなエピソードを通して
全体の状況が少しずつ見えていくという構成も面白い。


重力反転という単純なアイデアながら
構成とストーリーのうまさで読ませる傑作。

妻と僕の小規模な育児<1巻>

ネガティブな性格の作者が
子育てに四苦八苦する様子を描いたコミックエッセイ。


うちの妻ってどうでしょう?」と同じ雰囲気のまま
子供にまつわる心配事を題材とした内容。
障害やイジメなどの深刻なエピソードが続くが、
福満しげゆき特有のノリがあり、
うまく笑いとのバランスが取れていて面白い。


子供に関するいろいろな問題を
保守的なスタンスで解決していくのは斬新で、
子育てに悩む人たちも参考にできる部分がある。


作者の我が子への愛情をヒシヒシと感じつつ
子育てに関する一喜一憂を味わえる内容で、
福満しげゆきのエッセイシリーズの中でも特に満足度が高かった。


【関連作品のレビュー】
僕の小規模な失敗(マンガ)
僕の小規模な生活(マンガ)
うちの妻ってどうでしょう?(マンガ)
福満しげゆきのほのぼのゲームエッセイマンガ(マンガ)
妻に恋する66の方法(マンガ)
遠回りまみれの青春のタイプの人(書籍)
僕の小規模なコラム集(書籍)
まだ旅立ってもいないのに(マンガ)
生活(マンガ)
就職難!! ゾンビ取りガール(マンガ)
中2の男子と第6感(マンガ)
終わった漫画家(マンガ)

まんがでわかる 楽天と起業家三木谷浩史

さまざまなサービスを展開する楽天株式会社の創業者である
三木谷浩史の半生を描いたもの。


早い段階からインターネットの躍進を予測して楽天市場を立ち上げ、
泥臭い営業で徐々に軌道に乗せていく過程は
今の楽天の姿からは想像ができなくて新鮮。


ネット通販だけにとどまらず、
先を見越したいろいろな戦略を大胆に実行していく姿は
起業家としてのエネルギーを感じる。


楽天のサービスを使っているかどうかとは別に、
わずかな年月で大企業にのし上がった流れを
短時間で理解するには悪くない本。


【関連作品のレビュー】
たかが英語!

藤子・F・不二雄SF短編PERFECT版<全8巻>

「ドラえもん」などで有名な藤子・F・不二雄が描いた
ブラックユーモアやSF(すこし・ふしぎ)要素を題材にした短編集。


子供向けのマンガのイメージが強い藤子・F・不二雄だが、
本作は大人向けの内容ばかりで読み応えも十分。
人間の本質を皮肉ったネタにしたものが多く、
長く生きてきた人ほど楽しめる。


キャラクター設定が非常にうまく、
どの作品も瞬時に感情移入してしまう。
パラレルワールドやタイムトラベルを扱ったものも多いが、
そういったSF的な内容や世界観も理解しやすく描かれている。


かつての傑作「SF全短編(全3巻)」に収録されていた作品も
すべて網羅しており、まさにPERFECT版の名にふさわしい。
藤子・F・不二雄の深い知識と多彩な発想で、
何度読んでも味わい深い傑作がそろった究極の短編集。


【関連作品のレビュー】
藤子・F・不二雄 異色短編集
ドラえもん物語 ~藤子・F・不二雄先生の背中~

セブンティドリームズ<1巻>

子供を授かった老夫婦を描いた「セブンティウイザン」の続編で、
迫りつつある死に備えていく話。
キャラクター設定や経緯を理解するためにも
前作を読んでおいた方がいい。


本来の終活なら子供は自立している年齢なので
自分の葬儀や遺産相続といったものが中心となるだろうが、
本作はまだ幼稚園に通う幼子を持つ主人公が
確実にやってくる死に対して準備する内容になっている。


「死を意識するはずのない幼い子供の父親」と
「徐々に死を意識していく高齢者」が組み合わされた設定のおかげで
自分の先行きに対する不安が大きく伝わってくる。


子育てのかわいさと死という人生の2つの山場を味わえる作品。


【関連作品のレビュー】
セブンティウイザン

マザリアン<全3巻>

マザリアン : 1 (アクションコミックス)

マザリアン : 1 (アクションコミックス)

  • 作者:岡田索雲
  • 発売日: 2017/01/31
  • メディア: Kindle版

2つの物体が融合してしまう不思議な現象が起こる中、
ある物と混ざってしまった2人の高校生を描いた話。


物体と融合することで、
その特徴を取り込んだ不思議な能力が手に入るという面白さと、
話がどういう方向に進むかわからないワクワク感で、
一気に最後まで読んでしまう引きがあった。


原因究明や世の中を救う方向に向かうかと思いきや、
最初から最後までごく個人的な視点で描かれるので
ラストはやや尻すぼみな印象もあったが、
全3巻というボリュームでバランスよく楽しめた。


思わず笑ってしまう間の抜けた雰囲気と
シリアスで容赦のない描写で独自の魅力がある作品。

マンガで読む禁煙セラピー

マンガで読む禁煙セラピー

マンガで読む禁煙セラピー

禁煙セラピー」のポイントをマンガで解説したもので、
タバコのマイナス面を挙げて警告するのではなく、
喫煙行為が無意味で逆効果なことを説明していく。


「禁煙=我慢」と考えて苦労する人が多いが、
本書は喫煙に対する考え方を変えることで
気持ちを切り替えてタバコから距離を置くという内容。
文章ページはマンガで語ったことを再度なぞっているだけなので
マンガ部分だけを読んでもほぼ問題ない。


タバコがいかに身体に悪いかは周知されているので
今さらそれで脅したところで禁煙の決意には結びつかないが、
喫煙者が考えるタバコのリラックス効果や
ストレス解消などが勘違いであることを説明し、
タバコをやめてしまう方が楽になれることを説いていく。


喫煙者の気持ちを代弁しつつも客観的な分析を並べ、
認識を変えることで禁煙に導く新鮮なアプローチ。
喫煙者がどういう思いでいるのかが理解できるようになるという意味で、
普段タバコを吸っていない非喫煙者にもオススメ。


【関連作品のレビュー】
禁煙セラピー(書籍)

ありがとう さち子

ありがとう さち子

ありがとう さち子

  • 作者:小山 健
  • 発売日: 2018/11/12
  • メディア: Kindle版

フリーのイラストレーターである作者が
妻とともに子育てする日常を描いたもの。


夫婦間のちょっとしたやり取りを4コマで描いたもので、
Twitterや雑誌の端っこに掲載されているのを
少しずつ見る分には悪くなさそうだが、
単行本で一気読みするとあまり面白く感じなかった。


妻に対する感謝や子供への愛情が感じられて微笑ましいところあるが、
福満しげゆきの子育て本あたりと比べると読み応えが少なく、
もう少しパンチが欲しいところ。
残念ながら期待したほどの内容ではなかった。


【関連作品のレビュー】
手足をのばしてパタパタする(コミックエッセイ)
死ぬ前に1回やっとこう(コミックエッセイ)
お父さんクエスト(コミックエッセイ)
生理ちゃん(マンガ)

総アクセス数