童話「赤ずきん」をベースにした実写映画。
狼に脅える小さな村で、一人の女性が被害に遭ったところから始まる。
設定そのものは悪くないが、
ややテンポが悪くて中だるみしてしまうことと、
クライマックスのインパクトも薄く、スッキリした後味がない。
DVDに収録されている未公開シーンを観ると
どれも必要な場面だと感じるし、本編から省かれていることで
人物関係や設定がわかりにくくなっているように思える。
童話「赤ずきん」でキーになるセリフ・場面をうまく入れているとは思うが
単体の作品としては特にこれといった魅力がないデキ。