1995年の作品のリメイクで
犯罪者に対してその場で刑を執行する近未来の警察が
悪の手によりビルに閉じ込められてしまう話。
「ロボコップ」を連想させる世界観で、
犯罪者に対して容赦なく力を行使するところが痛快。
映像のクオリティも高く、近未来の雰囲気と派手な戦闘が味わえる。
ほぼ全編がひとつのビルだけで展開され、
敵の支配する建物の中に
主人公たちが孤立するというシチュエーションも新鮮。
主演を務める役者が一度も顔を出さないという思い切った造りにも感心する。
近未来警察ものとしてはかなりの完成度に仕上がっている名作。
銃撃戦やSF作品が好きな人にはぜひ観て欲しい。
【関連作品のレビュー】
ジャッジ・ドレッド(1995年公開版)