犯罪者に殺害された警察官が
サイボーグとして復帰する話。
今観るとかなり厳しいデキの特撮もあるが、ロボコップを含め、
世界観の設定や「ED-209」と呼ばれるロボットのデザインが素晴らしい。
ヒーローものではあるが、割と激しい暴力描写もあり、
グロテスクな内容が直接映ることも多い。
定期的に挿入されるオムニ社のプロモーションは
「ターミネーター2」のサイバーダイン社を思わせる。
公共事業も含めて一企業が巨大な権力を持っている様子が面白い。
序盤から散りばめられた伏線がそれぞれきっちりと活かされ、
脚本や設定の緻密さは今観ても十分に楽しめる。まさに名作。
【関連作品のレビュー】
ロボコップ(2014年公開版)
ロボコップ2
ロボコップ3