アンドロイドたちが人間の道具として酷使される社会で
人間同様の振る舞いを認める喫茶店を舞台にした話。
アンドロイドに対して
あくまで道具として冷たく接する世界観は斬新だったが、
それ以外に面白みを感じる部分はなく、
大きな盛り上がりがないまま終わってしまった。
ストーリーやキャラクターが薄っぺらく、
感情移入もしにくいし、没入感もない。
妙に大げさな演出がいくつもあるが、
単に思わせぶりなだけというのも意味がわからない。
実際に起こりそうなリアルな世界観は魅力的だったが、
わざとらしくありがちなストーリーが肩透かしだった。