不登校になった中学2年生の娘が
なんとか復帰できるよう努力した日々をまとめたもの。
子供が突然、学校に行きたくないと言い出した後に
親が取れる行動がリアルにまとめられていて、
そのときどきの感情や手続きの参考になる。
ただ、娘に「学校に通え」と言うばかりで
原因に関して探求しようとしていないため、
親子でもっと会話して
問題からうまく退避できるようにして欲しかった。
子供や学校への不満ばかりまき散らして
娘の本意を理解しようという気持ちが伝わってこないのは残念。
あまりスッキリした解決には至らないが、
不登校の事例のひとつとして参考程度に読む本。