素行が悪く、事件ばかり起こしている少年の
ズバ抜けた頭脳に気づいた大学教授が
なんとか彼を更生させようとする話。
名作映画として有名な作品だが、
最初から最後まで主人公がふてくされており、
いろいろな人が手助けしてくれているにもかかわらず
ひねくれた態度を取る様子にどうにも感情移入できなかった。
いくら心に傷を負っているとはいえ、
周囲を馬鹿にする言動には納得できないし、
才能のために特別扱いされているだけにしか見えなかった。
友人や教授の親切さは十分に伝わってくるのだが、
その報われなさばかりを感じてしまい、
どこが世間でそれほど評価されているのかわからなかった。
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