人気歌手として知られた男性が
とあるバーで歌う女性の才能に気づく話。
歌手として世界的な人気を誇るレディー・ガガが主演をしており、
歌う場面はさすがの迫力で強く惹きつけられる。
また演技面でも不安のない仕上がりなのは感心した。
ただ、映画としては説明不足な点が目につき、
男性歌手がどれだけ有名で人気なのかが伝わってこなかったり、
主人公の知名度が上がっていく流れも実感が湧かなかった。
序盤に盛り上がりのピークを迎え、
終盤になるにつれてフラストレーションがたまっていく構成も
どうにもスッキリせず、後味の悪い思いを感じた。
レディー・ガガ目当てなら十分満足できる完成度だが、
ストーリーを重視したい映画ファンとしては
やや消化不良でイマイチだった。
