スーパーヒーローの能力を手に入れた身寄りのない少年が
家族や友人との関係を見つめ直していく話。
登場人物たちの過去を説明していく序盤はもたつくが、
ヒーローの力が手に入ると急激に盛り上がっていく。
ヒーローの能力としてはありがちなものだが、
その力に少年達がはしゃぐ様子が新鮮。
大人になったことに興奮したり、
どんな能力が備わっているか試していく様子がやたら楽しい。
必ずしも正義感にあふれておらず、
敵に対して逃げ腰なところも
正体が子供ということを考えると自然で納得できる。
たくさんのヒーロー映画がある中で
子供たちを主役にした独特のノリが楽しめる作品。
頭を空っぽにして観てみて欲しい。
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