神戸の街を舞台として主人公の女性と、その周囲の少年との恋愛模様を描く。
よく見知った街が舞台になっている作品ということで読んでみたが、
そもそもマンガとして非常に読みづらく、話がつかみにくいのが厳しい。
コマの妙に大きく、登場人物の言動も理解しにくい。
登場人物の名前も変わりすぎてて臨場感がないのもある。
作中では背景がきちんと見える機会も少なく、
あまり神戸の街を感じさせないのも残念で
エピソードの間にある挿絵の方が見ていて楽しいぐらい。
神戸周辺で過ごしている身からすると、登場する方言も微妙に違和感があったり、
普段話している言葉でも文字として読むには見難かったりする。
神戸が舞台になったということでは非常に惹かれる設定だったのだが、
それ以外の部分の魅力が少なすぎた。