いろいろな変化を見せた20世紀の経済を振り返ったもの。
トマ・ピケティが書いた「21世紀の資本」の内容を
映像として解説したものかと思いきや、
ただダラダラと経済の歴史をまとめた内容。
いろいろな映画からの引用や写真素材を利用し、
早いテンポでイメージ映像が切り替わっていくが、
実はそれっぽい雰囲気を出しているだけでほとんど意味はない。
それどころか説明の仕方が下手で退屈なので
次々と見せられる淡々とした映像が眠気を誘う。
ピケティの顔と名前を借りただけの中身の薄いドキュメンタリーなので、
これを見る時間があるなら「図解 ピケティ入門」や
「まんがでわかるピケティの『21世紀の資本』」を読んだ方がいい。
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