経済学者トマ・ピケティが書いた「21世紀の資本」をベースに
その内容をマンガでわかりやすく説明したもの。
給料をもらう立場しか意識しなかった主人公が
いろいろな経済活動の仕組みに気づいていく流れは勉強になる。
懸命に努力しようとしている主人公は感情移入しやすいし、
多くの読み手と同じぐらいの知識量だろう。
話題になったピケティ本がどんな内容なのかおおまかに知りたい人や、
経済について少し勉強したいと思っている人には
読みやすくて基本を押さえた適切な入門書。
【関連作品のレビュー】
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21世紀の資本(映画)