御神木のおかげでスーパーパワーを手に入れた男性が
平和を脅かす企業の魔の手から村を守ろうとする話。
スーパーヒーローを題材にしたインド映画だが、
「スーパーマン」のデートシーンや「キック・アス」の作風、
「X-MEN:フューチャー&パスト」のクイックシルバーなど
他のヒーローものと似通った場面が多く、
思ったほど新鮮味がないのが残念だった。
アクションシーンはスローモーションが多すぎて食傷気味だし、
ヒーローになるまでの前置きが長すぎたり、
特撮部分が妙に雑だったりと、
これまで話題になった他のインド映画と比べると
どうにもクオリティの詰めが甘いような気がする。
兄とのやり取りが終盤で伏線になるところはよかったが、
ダラダラとテンポが悪く、いまひとつ満足できなかった。