リーマン・ショックによって稼ぎが激減したストリップダンサーたちが
客を泥酔させて不正に金を巻き上げる犯罪に手を染めていく話。
あまり知られていないストリップ劇場の裏側や
ダンサーたちの生活事情が垣間見れる序盤で
登場人物の関係性や人柄をじっくりと描いたと思ったら、
そこから好調と不調が次々と入れ替わる
ジェットコースターのような筋書きが展開される。
危なっかしい状態のままどんどん話が進んでいくので
ヒヤヒヤする緊迫感が最後まで維持される。
見せ方もうまく、テンポよく楽しめるクライム映画。