1994年の韓国を舞台に、
息苦しい思いで過ごす多感な中学生を描いたもの。
受験戦争がいろいろな人にストレスをかける中、
家族や恋愛、勉強に関しての不満のせいで
気が晴れない毎日を送る少女の様子を描くが、
嫌なキャラクターばかりでどうにも感情移入できないし、
映画としての面白みを感じることもできなかった。
この淡々とした内容で2時間20分は長すぎるし、
何の意味があったのかわからない要素も多すぎる。
当時の韓国社会を知っている必要があるのかもしれないが、
そのあたりに詳しくない人にとっては見どころのない作品。