慣用句として日常的に使われている表現が
どういった経緯で生まれたのかを子供向けに説明した本。
「とどのつまり」や「濡れ衣」のような
言葉そのものの意味を意識せず、
その意味だけが浸透しているような表現について、
起源となった歴史的背景を簡潔に説明していく。
マンガよりも文章ページの方が多く、
マンガだけでいろいろな知識が得られるわけではないが、
語源とともに理解することで
その言葉の意味合いを正しくイメージできるようになるだろう。
子供向けの本ではあるものの、
大人が読んでも楽しみながら雑学が得られる1冊。