ゴミが集まって生まれたゴミ人間のプペルが
父親を亡くした少年と仲良くなる話。
お笑いコンビ、キングコングの西野亮廣が手がけた
同名の絵本をもとに作られたアニメーション映画だが、
どこかで見たような言動のキャラクターと
どこかで見たようなストーリーという印象。
キャラクターが妙に多いのに
なぜか名前をやり取りする場面がなく、
お互いの立場や関係性もイマイチ伝わってこない。
また、元が絵本だからか画面全体の色が強すぎて
キャラクターが背景に紛れてしまうことがあり、
特に序盤の焼却炉のシーンは
画面が非常にうるさく感じる色使いで
どこに注目していいかわからなくなった。
著名な作品の要素を寄せ集めたような内容で、
本作独自の魅力を感じる部分がほとんどなかった。
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