祖父の住んでいた家に引っ越した子供が
幽霊退治のための発明品を見つける話。
シリーズとしては4作目だが、
初代ゴーストバスターズの孫を主人公にしており、
当時の設定や各場面をベースにした造りなので
あくまで1作目を知っている人向けの内容。
ただし少年少女を主人公にしたジュブナイル的な作風と、
人口の少ない田舎町が舞台ということもあって
被害の規模や危機感は1作目にずいぶん劣る。
いろいろな幽霊を次々と退治していく気持ちよさがないし、
終盤のストーリー展開は以前と同じすぎて新鮮味もない。
映像のクオリティは遥かに上がっているが、
本作独自の魅力と言えるものがほとんどなく、
40年前の1作目を超えていない残念なデキ。
【関連作品のレビュー】
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ゴーストバスターズ(1984年公開版)
ゴーストバスターズ2
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