チームで成果を出していくための
さまざまな考え方や手法を紹介したもの。
組織をうまく動かしていくためのアイデアを
いろいろな情報源から寄せ集めた印象で、
広く浅い知識をざっと学ぶための本。
ソフトウェア開発に関する用語がたびたび登場するので
そのあたりに詳しくないと理解しにくい部分もある。
全体的に淡々と理屈を紹介する印象で
順番を無視して部分的に読んでも問題がない造りだが、
その分、読んでいても没入感の低い内容。
また、たまに出てくる図やグラフがやたらとわかりにくいのは残念。
ところどころに有益な情報はあるが、
1冊まるまる読むには効率が悪い書籍だった。