仕事に忙殺されて子供たちを顧みなかった男性が
自分が大人になったピーター・パンだと気づく話。
「ピーター・パン」の筋書きやキャラクターを知っておく必要があるが、
土台になっている世界観を非常にうまく活かして
父親の年齢になった男性が子供心を取り戻し、
家族のありがたみを再認識する構成が素晴らしい。
子供がどういったことに価値を感じ、
どういう世界を過ごしているかが
主人公の視点を通して追体験できる。
現代人の生き様と「ピーター・パン」の後日談をうまく融合し、
ファンタジー世界のワクワク感と子供時代の楽しさ、
温かい家族愛を味わわせてくれる良作。
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